残しておきたい雑談がある

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

プロメアネタバレ感想

※2019/6/16追記:プロメア二回目みたんで臥せったーにズバリのネタバレを全部つっこんできました→こちら@NAPORINさんの伏せ字ツイート | fusetter(ふせったー)


プロメアについてのネタバレ感想(1回め)
 
なんかこう複雑なんだよね、最初にトリガー(当時はガイナ)スタッフのつくったグレンラガン知っちゃってるから。
そういう人の語る話なので未観の方はもちろん、トリガーの来歴とかどうでもいいです、今ぽんとうまれた天才児であるプロメアの話しようぜっていう人はよまないほうがいいやつですよ、あとほんまちょっとでもマイナス意見がいやならよまないで(免責)。
 
もちろんプロメア見て最高だったし、おもしろかったし、気になる設定上の破綻も1つもなく、ジェットコースター味もロマンス味もあり、声優さんの使い所も一切きっちりつかいこなしつづけており間違えておらず、それどころか俳優系声優さんの新たな血を万全に活かしきっており、作画最高だし。
監督少し痩せた?髪切った?だし、脚本と監督の眉毛が▷っぽいとこがもう10年前からずっと大好きで舞台挨拶中継でおもわず2人の名前呼びそうになったし、グラデーションボーイは相変わらずセンスと髪型と二の腕が素敵だし(←この3つは完全なる余談かつ私的感情である、しかし今の私がショタ萌でも二次元男性萌でもないことの証明にはなろうかと思う)
ガロ最高で仲間最高でラスボス最低で見た後すっきり。なんなら初回おまけの前日談も最高。
 
グレンラガン仲間で「グレンラガンを知らない状態にもどってもう一度見たいという願いを叶えてくれたのがこれだ(意訳)」という感想があって、一部はたしかにそうなんだけど、やっぱりどうしても知らなくはなれてなかったので悔しい、そんな話になってしまうと思う。はいこれからもっとネタバレ言うぞ、2作品同時ネタバレだぞ、おかえりはグーグルへでもどうぞ。
 
グレンラガンのあとトリガーつながりで見たパンストもキルラキルもルル子もインフェルノもにんさつもたいていはおもしろかったし、自分はトリガーの文脈、トリガーの作法に慣れ親しみすぎてしまった。(ごめんグリッドマンまだみれてなかった)
 
あの伝説のグレンラガンのテレビ編は見てて衝撃も受けたしぼろぼろ泣いたし(でもゆうても全編通してみたのは3回くらいかもしれないな)それを映画2本にまとめた紅蓮編螺厳編はぽろりって感じで、えっこの程度って逆にびっくりしたとこもあった(お仲間はわんわんないていた)
それでもグレンラガンは私の人生に深く染み込んでしまったので、体がよわっちいながら筋肉を鍛えようと控えめジムにいってるときは胸筋きたえながら頭のなかではカミナが毎度あの大太刀を抜刀してる、極東方面隊長もヨーコも見てるぜとおもいながら必死で大胸筋増やしてる。(バイセップトライセップのときにグラデーションボーイまではあんまり思い出してない)
プロメアは泣かなかったな、そもそもそういう話にできているわけではないし、初見なのにみたことがありすぎた 僕らは深掘りしすぎてしまって薫陶されすぎてしまったんだ。
そもそも1話22分として26話ぶんのグレンラガンと5話ぶんのプロメアを重ねてみてはいけないわけなんだけれども。
むしろ26話あったからってなんで少年がロボットに乗るアニメ見て今やショタ趣味でもないおばちゃんがぼろぼろないてたんだっていうほうが世間からみておかしいかもしれないよな? でもグレンラガンはそういうアレなんだよそういう・・名前の与えられたキャラクターがみんな生きてた、仕方がない。
プロメアを見れば主人公のガロかっこいいよ、かっこいいにきまってるじゃん、だってあんなにカミナに似ている。めちゃくちゃ動くにきまってるし口上言うに決まってるし上半身ハダカで墨が入ってるにきまっている。カミナの遺伝子持ちでカミナの後継者なんだ。だれに言われなくてもきっとまたファンダムでキャラとしての厚みを増していくに違いない。
リオはポスターで見てるときの髪型はパッと見キルラの皐月のママンぽいなっておもった、胸のない女性でもおかしくないがみたらしっかり男性だった。この広がりボブに首までくる黒服の清楚出すのが以前からずっとうめえよなトリガー、見たあとはもうジョーイジョーンズ感ありでしたね、俺がショタならオチてた、あぶないところだったふーっ(とかいうやつはたいていおちてる)
「リオとガロがかわいすぎる」と問題の例のシーンでなぜか脳裏にショコラ・ショコラ、と流れつつ全くショコラじゃない水槽が見えてしまったのはご愛嬌 なぜ同一作品とはいえ別のシーンがいっしょくたになってしまうのか・・なんだこのボケ老人の感想は 
BGMといえばたぶん(移動せざるをえなくなったBGMを見つけるぞと意識していられたのがそのあたりまでだったせいか)最初のほうのリオの大勢つれた逃避行にガロがくるあたりの音楽が移動したのかなと思った
  
さあボス。そうボスだ。それが問題だ、自分は悪役ボスにむしろ思い入れしてしまう人間だからだ。グレンラガンでも後ろ向きで縛られるのが大好きな中ボスにどうしても一番人間味を感じた。
人間味。それは罪と贖罪だ。
ここの説明はちょっとまとまっていえてない。ヤバいネタバレを板野サーカス的に回避できる自信もないけどトライしてみよう。
 
・この映画の最初は「炎上」というバーニッシュ誕生から始まる。炎上はヤングロージェノムの受けた洗礼である隕石とは少し違う(画面上は多少似ているけれども)。というか、わりとわかりやすい現実にあるネット炎上の比喩で、ちょうど増田で痴漢に安全ピン(正当防衛)はありかなしかで3~4日くらい長引いて議論?炎上?してるときになぜかプロメアが公開されてしまってまさかステマではなかろうけどあまりにも自分にタイミングがよくてドキッときてしまった。(作中にでてくる炎上は痴漢ではなく満員電車でのトラブル)バーニッシュ誕生=現実でのネット炎上は本当にだれでも起こし得る。1人や2人でもちょっとネット適性があってしつこく同じ誤謬を繰り返せばいいだけ。
・プロメアというタイトル。これでロボットアニメから脱出できてる気がする。でもプロメアにはアンスパのような意味づけはあたえらえない。アンスパ、というタイトルのグレンラガンなんてたぶん見なかっただろうな。グレンラガンの壁は1枚ではなかったわけだし。
・というわけで今回は中ボスも大ボスもあわせて1体しかいなかったわけなんだけれども、どうしても笑いのめせない。そういうようにつくってあるんだろう。声あててるのは人気の人だし、必殺技の名前(あの手書き風赤フォント)が呆れるほど愚直だし、最後のつぶやきや末路がアレだし。
手段がグレンでいう後ろ向きで縛られやすい人とほぼ同じだし動機も表面上は人助けということで似ている。根底はちょっと違う、けど解釈によっては同じかもしれない、どちらも人間なんだから名誉欲、支配欲、計算通りに行ったという因果達成欲、運試し欲みたいなのはあると思う。そこでいざというときは自己犠牲を見ていたのかどうか、(←うがちすぎかもと思いながら一度そう思うとそうとしか思えなくなるやつなのであえて書きませんけどツイッターでも言ってる人はいた)この2人やはり似ている?
・そのプロメア唯一の敵がやはり割と最初の方でおとなしい市民個人を相手に「裁判」を持ち出す。「裁判」なんて、「司法」なんてお気持ちなんだ、というのもグレンにもあったし、今まさに痴漢を訴える女性そのものを炎上させたいミソジニー増田が主張していることなんだよな。そもそもは乗車率高すぎる満員電車(電鉄会社が運営している)や痴漢(男性も女性もいる)が被害者(男性も女性もいる)を苦しめているのが炎上原因なのに、あえてシステムではなく目立つ個人にターゲットしてさあ個別撃破だ!ってやるのがネット炎上の手法なのよな。そういうとこから「人は燃やさない」リオくんが出てきてしまうのが解せぬというか、そこでようやく現世を忘れて安心して作劇に入り込めるわけだけど。
グレンにしろプロメアにしろ、ボスは多数決どころかほぼ1人決でお気持ちを通す道具に司法をつかっていた(使える見通しがあった)けれども、多数決であっても危うさは現実も同じことという指摘か。
でもさ、若い人選挙いくかどうか知らないけど、法律つくって司法を変えることはできるんだよね、もちろんそれをテーマにいれてしまうと冗長であり、ここで裁判という言葉がでてくるだけでもトリガー宇宙はまともだと思うけれど、なんか余計な刷り込みになってるんじゃないかという気もする、バーニッシュの物語を見て現実にもどりバーニッシュになれなかった人たちは一体どうするんだ、という・・・自分は螺旋族になれなかったけどそれでもうしろむきで弱かった生き物を通じて宇宙いっぱいの螺旋の仲間とつながれたけど、今のひとは刷り込みによわくて、そもそもグーグルに打ち込むべき質問さえ知らない。
・メガネっ子には姉妹がいるのだ、これはトリガー宇宙の法則なのだ。メガネっ子は観察者であり裁定者である。かなり貴重なツッコミ役でもある。しかし現実にはメガネっ子はもういないのではないかとも思う。みんな使い捨てコンタクトにして髪の毛を巻いて婚活に出かけていく(語弊!)。
デウス・エクス・マキナって演劇畑の人が使うのって、ゲームやラノベ中二病的につかわれるのとはちょっと違う意味合いがありそう? 「機械仕掛けの神」と直訳すればかっこいいけど「=ご都合主義だな(byFGOアンデルセン)」みたいな意味なんだよねたしか
 
一番もう一度みてみたいのはだから自分にとってはまたもや大ボスなんだよね。カミナこそ自分にとっての神的なものということはわかりきっている。主人公補正がツヨすぎる。で、むしろカミナというクズになり得ないキャラ、のあとつぎであるガロ、を相手に一歩もひかなかったボスに対してもう一度丹念に検証してみたいというか、どうだったんだろうという。
後ろ向きキャラに天罰がなく容姿も声も違っていたとしても自分は好きになれるのか、それともクズ主張と切り捨てるのかをもういちど確認しないと、わたしは以前のあの子に対してずっと単なるモンペというか私物化を試みてただけみたいじゃないか。私が今回のボスのほうがより大きく間違っていると感じるのならそれがどこかをぜひ自分の中から発掘したい。それはきっととてもむずかしいことだ。でも難しいことを考えるのはいいことなのだ。
  
それはそうとリオはかわいいからもう一度見たいですけど暇がとれるかわからん、猛暑でクーラー壊れとるとか死活問題やねん
 
・・・そんなくよくよ観劇者とは別におもしろさはちゃんとおもしろいのでみんなプロメアみてくれよな!
じゃあね!
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追記 トリガーナイトで歩く公式さんから「その後の2人(ボスとラスボス)」をきくことができたとグレン時代のお仲間さんから伝え聞きました。もちろん伝聞なので正確なお答えではないんですが、ずいぶんと腹落ちしましたのでリオ編を行ける日を楽しみにしております。(たぶんまた明日夜回にでもいきます)